新規ビジネスを考えるにあたり・・・
現在はインターネットの新規事業を開発する仕事をしているので、新規事業に関して研究することが非常に多いです。

タイムマシンビジネスというのをソフトバンク孫さんが大昔に唱えておりました。
タイムマシンビジネスとは海外のネットサービスをコピーして日本で立ち上げるというものです。

最近は日本と海外のインターネットの時差も縮まってきたので、「タイムマシンビジネスは終焉する」などと言われておりますが、まだまだ海外の方が先進的で日本のネットの本質に対する考え方は遅れていると感じています。

タイムマシンビジネスはしないにしても、世界中のサービスを研究してアイディアや知識を豊富にしていくことはネットのトレンドを把握するという意味でも、新規アイディアを練りだすという意味でも非常に重要だと思います。

ネットの新規事業を考える人や起業しようとしている人は、Tech CrunchやMashableなどは読んでいると思います。しかし、これらのメディアはシリコンバレーに特化しすぎで、世界中の情報は網羅していないと思います。

そこで、シリコンバレー以外の情報ソースを得るためのメディアをいくつかご紹介しようと思います。

■Red Herring
http://www.redherring.com/

テクノロジー系のベンチャービジネスのTOP100などを地域ごとに選定しています。
以下はヨーロッパの非上場の革新的な会社のTOP100です。

http://www.herring100.com/RHE/2011/top100.html


■CNN Money 「Business 2.0」
http://money.cnn.com/magazines/business2/index.html

特に以下の記事が面白いです。

The Next Net 25
http://money.cnn.com/galleries/2007/biz2/0702/gallery.nextnet.biz2/


もし、他に良いメディアをご存知の方がおりましたら、是非教えてください。


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カテゴリ:日記 | 15:18 | comments(4) | trackbacks(0) | -
WEBはゴチャゴチャ
また、最近WEB業界が面白くなってきたので、ブログを書き始めようとと思います。
自分もバージョンアップしたので、ブログ名を「ARAKI 2.0」から「ARAKI 3.0」にしようと思います。

最近、最も影響を受けた言葉は「Web is a Mess」(Webはゴチャゴチャ)。
Facebook CTO、Quora創業者の言葉です。

http://sutebuu.blogspot.com/2011/06/quora.html

彼からだけでなく、シリコンバレー方面ではチラホラこのようなことが聞かれます。

日本では「Googleの検索はなんて便利なんだろー」、「Google最高だよね」という意見が強いと思います。
一方、シリコンバレーでは、「Googleは不完全」、「情報を探すのにGoogleよりももっと素晴らしい方法があるはずだ」という考え方が感じ取れます。そして、最近その論調が強くなっているなと感じます。

最近では、「FacebookがGoogleを追い抜く」という予測や、Blekkoのような新しい検索サービスの立ち上げや、Quoraのような新たな試みからもそれらが見て取れます。
彼らは手法や趣向は違っても、Googleに立ち向かおうとしているわけです。
Googleよりも短時間に、そして素晴らしい情報と巡り会えるように挑戦しているわけです。

日本において、Googleに立ち向かおうとしている人が果たしているでしょうか?
日本では、WEBはゴチャゴチャしていると言っている人はほとんどいないでしょうし、Googleよりも素晴らしい情報遭遇機会の提供に挑戦している人もいないと思います。

このような点が、日本ではWEB業界にイノベーションが起こせない理由の1つであると思っております。
もちろん私も「WEBがゴチャゴチャしている」とは思ったことがなかったので、今後はもっと最適な情報遭遇機会を提供するための、アイディアを考えてみようと思います。

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カテゴリ:日記 | 16:31 | comments(4) | trackbacks(0) | -
「ビジネスロードテスト」を読んで 〜市場と業界の違い〜

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今、「ビジネスロードテスト」という本を読んでいます。
この本には新規事業のアイディアを思いついたときに、その事業の成功について検証する方法が書かれています。アマゾンでも評価が高く、自分にとって必要な本だと思い読んでいます。これから、数回に渡り、自分が重要だと思った部分をこれから備忘録としてブログに記録しておこうと思います。

「市場」と「業界」の違い
「市場」を構成するのは「買い手」
「業界」を構成するのは「売り手」
新規事業は市場だけを分析するのではなく、業界も分析しなくてはならない。
この2つの側面から分析し、魅力的なフィールドに新規事業を投入しなくてはならない

言われてみれば当たり前のことなのだが、実際にやってみると市場しか分析していない場合が多い。特に最先端のビジネスをやっていると競合がいないものと勘違いしてしまい業界分析はしてなかった。同じビジネスをしている会社は確かにないのだが、別の形で顧客に同じ価値を提供しているビジネスがあれば、そのビジネスとは競合になるわけだ。

カテゴリ:日記 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | -
明日プチセミナーします
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明日、1月22日にイベントで私がプレゼンテーションすることになりました。



前回の「100人の社長・取締役」vol.4で主催者のニフティの方に「プレゼンやらせて欲しい」と直談判したら、お声がかかりました。

イベント名:「100人の社長・取締役」vol.5 〜ビジネスパートナーと出会うリ
アルコミュニティ〜
日時:1月22日(木)/Open/ 18:30 /Start/ 19:30 /End/ 21:30 (予定)
場所:TOKYO CULTURE CULTURE
ゆりかもめ 青海駅 徒歩5分くらい
URL:http:
//tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_081212201290_1.htm



テーマは「次世代のWEBサービス」についてお話しようと思っています。
もしお時間がございましたら是非いらっしゃってください。
カテゴリ:日記 | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
トヨタは本当に赤字なのか?
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Cnetにこんな記事がありました。

トヨタの赤字 本当ですか?

みんな大騒ぎしていたが、トヨタの赤字は本当だろうかと私も思っていました。
為替差損によって数千億の減益とかいうけど、為替差損ってドルを円に交換すれば損失になるもので、ドルのまま所持していれば今まで通りということですよね。

そういう意味では、”会計”においてひどい結果となっているだけだと解釈しています。
それをわかりやすく説明していたのが、Cnetの記事でした。

また以下の部分、私も思いあたる節があります。
2)日本では人を切るのは最大の問題で少々業績が悪くてもできない。 誰が見ても”仕事はやらない、できない。何であんな人雇ってるの?”と言う人が年齢、性別に関係無く特に大企業にはかなり居ます。これは日本流の温情主義、簡単に人を切らない主義(これは正しい考え方)の悪い面ですが、そこでこういう不況の時が千載一遇のチャンスになる。できるだけこういう役に立たない人を切るためにも、”業績は悪ければ悪いほど良い”


ある大企業の経営者と話をしたとき、私も以下のような話を聞きました。

「リストラしたくても社員のクビを切れない企業が数多くあって、不況という理由で皆一斉にやるので、目立つことなくリストラすることができるんだ。そういう意味では、経営者にとっては不況は願ってもないチャンスなんだ」

クビにすることは良いとは思いませんが、その何人かの社員をクビにしなかったことで、その会社が倒産し全社員が職を失う可能性があるのであれば、仕方のないことかもしれません。
カテゴリ:日記 | 13:23 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ミクシィ年賀状の売上規模
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ミクシィ年賀状の売上結果が記事になってました。

ミクシィ年賀状、70万枚申し込み 印刷ミスの不具合も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/07/news012.html

http://okyuu.com/ja/news/4825

ミクシィのプレスリリース文によると価格は以下のようになっています。

・標準価格:98円/通
・スポンサードテンプレート標準価格:48円/通
* デザインにより価格は異なります。


http://mixi.co.jp/press_08/1028.html

全体で3500万〜7000万円の売り上げということですね。
郵政とミクシィでどういう配分をするのかわかりませんが、ハガキの費用を郵政が負担しているでしょうから売上の7割を郵政が得ると考えると、ミクシィが残りの3割である1050万〜2100万くらい稼いだのではないかと予想できます。

雑な予想ですが、遠からずというところでしょう。
私が思っていたより少なかったなという印象です。
カテゴリ:日記 | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
「これなしでは生きていけない」というサービス in アメリカ
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http://jp.techcrunch.com/archives/200901042009-products-i-cant-live-without/

「これなしでは生きていけない」というサービスのアンケートの結果が出ていました。
日本語サポートされていなかったりします。



1-800-FREE411」というサービスは知りませんでしたね。
アメリカでは電話番号案内が有料らしく最高で$3.50もかかるらしいが、このサイトでは電話番号検索が無料で行えるらしいです。このようなサービスが選ばれるとは日本では考えられないような気がします。文化、環境の違いでしょうか?

また、「Yammer」というサービスも知らなかったので、実際に試してみました。



会社用Twitterってゆうことなのですが、本当にそんな感じでした。
Twitterのようにオープンではなく、社内限定非公開というのが特徴です。
さらに、「ビジネスモデルのあるTwitter」とも言われており、社員が使うのは無料だけれども、ネットワークの設営、管理ツール(メッセージやユーザの削除、パスワードポリシーの設定、IP範囲の制限など)の取得などに関しては有料なんだそうだ。

Yammer」を使って思ったのは、友達のクリストファーが開発した「BluebridgeOne」の方が機能的には素晴らしいと思う。ただ、ビジネスモデル的には「Yammer」のが素晴らしい。
BluebridgeOne」は「Yammer」のビジネスモデルを参考にすれば、化けるのではないだろうか?



カテゴリ:日記 | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) | -
2009年 抱負
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せっかく2009年になったので、2008年の振り返りと2009年の抱負でもここに残しておきたいと思う。

≪2008年の振り返り≫
・目の前に追われ目標を見失ってたが、能力は格段に向上したように思う
・不可能な問題の解決策を導き出そうと長期間奮闘したが、その代りアイディアが沢山ストックされたと思う
・成果はほとんど出なかったが、色々学んだことが多く収穫が多い年だったと思う

≪2009年の抱負≫
・2,3年前のように自分の考えている野心で、毎日ドキドキしているような状態を作りだす
・そして、自分の頭の中から世の中に何かをアウトプットして、少しでもいいから世の中に影響を与えるようなものを生み出す
・2008年で学んだことを2009年にアウトプットする

2008年はインプットの年でしたが、2009年はアウトプットしていきたい。
そして、2009年はもう一度初心に帰り、野心を持ち続けたいと思います。
カテゴリ:日記 | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) | -
責任とは・・・
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「責任とは」ということを考えて、自分なりにまとめた考えを忘れないように、ここに残しておこうと思う。

「社会人は責任を負えなければならない」というようなことが当然のように言われているが、果たして「責任」とはなんだろうか?

辞書によると「責任」とは、

自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い


とのこと。

つまり、「義務や償い」が明確であってこそ、「責任」が明確になる。

「責任」という言葉が使われる機会は非常に多いが、「責任」が明確なことはほとんどない。

「責任をとって、辞職する」ということはニュースで多く見られるが、本来取って欲しい「責任」とは辞職することなどではなく、結果として出た損害を取り返すことではないだろうか?
つまり、「責任をとって、辞職する」のではなく、「責任が取れなくて、辞職する」ということが真実ではないだろうか。

このように「責任」をとっていないにも関わらず、「責任」を取ったように勘違いしてしまうのは、事前に「責任」を明確にしていないことによるものである。

「社会人は責任を負えなければならない」というのであれば、まず「責任」を明確にするべきである。

社員に「責任感」をもってもらいたいのであれば、社内で「責任(結果に対する義務や償い)」を明確にしない限り、期待している責任を負わせることはできないのではないだろうか?


カテゴリ:日記 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) | -
自由とは・・・
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「自由とは」ということを考えて、自分なりにまとめた考えを忘れないように、ここに残しておこうと思う。

自由とは、「制限」がないことを「自由」と言うのではないと思う。
「制限」と「自由」は対を成すものであると思う。

法律という「制限」があってこそ、秩序が保たれ初めて「自由」に振舞うことができる。法律の範囲内だけが「自由」なのだ。

会社も同様、社則などの「制限」があって初めて、社内で「自由」になれるのではないだろうか?
「制限」がないことによって、「本当の自由」は得るだろうが、ただの「混沌」でもあると思う。
カテゴリ:日記 | 01:05 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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