欧州ファッショニスタのコミュニティプラットフォーム 『Chicisimo』
欧州ではファッショニスタと呼ばれるファッションのセンスが良くて、ネットで人気のブロガーが洋服の新たな流行のリーダー役となっている。

ファッションコミュニティの「Chicisimo」は、素人の女性が自分のファッションを写真投稿して、ユーザーからの人気投票などでセンスの良さが認められると、愛用しているブランドの“フラワー”と呼ばれるバッチが与えられて、ブランド公認のファッショニスタとしての資格が得られるといったサービスである。

http://chicisimo.com/

ビジネスモデルは人気ファッショニスタに対して、ブランドが新作商品を無償提供し、プロモーションを行うことによって成り立っており、恐らくChicisimoはその仲介マージンを収入としている。

日本でもテレビ番組等でスター発掘が行われてきたが、欧州などでは既にネットにシフトし、それがメディアとなってきている。

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カテゴリ:WEBサービス | 13:13 | comments(3) | trackbacks(0) | -
クラウドとネイティブアプリ
 
Googleは「クラウドコンピューティング」を主張しChrome OSに注力しつつ、一方でAndroidではAndroid Marketを立ち上げ、ネイティブアプリにも注力するというまったく矛盾したスタンスを取っています。

スマホアプリに関していえば、ネイティブアプリでサービスを提供するか、HTML5で提供するかは流通チャネルの違いだけかと思っていました。

これも間違いではないんだろうけど、山崎さんのブログでここらへんの業界同行に関する考え方が整理されました。

http://blogs.itmedia.co.jp/borg7of9/2011/08/web5-9b15.html

クラウドとネイティブアプリは相互補完する関係であるのはよく考えれば当たり前のはずなのにクラウド VS ネイティブアプリっていう議論が多かったですよね。

私は以下のように相互補完しているのだと思います。

クラウドは
長所:インストールしなくても良いのでデバイスを選ばずネットに繋がっていればサービスが受けられる
短所:ネットに繋がっていないとサービスが受けられない

一方、ネイティブアプリは
長所:最初にインストールしてしまえば、ネットに繋がっていなくても使える
短所:デバイスを選ぶ、インストールが面倒

っていうか、これネットの常識ですよねw

スマホなどの移動型のデバイスの場合、ネット接続しているときと、していないときがあるので、ネイティブアプリとクラウドとの組み合わせが合っているのだと思います。

ソーシャルゲームを例にとってみると、DeNAやGREEがガラケーで提供しているものはいわばクラウドだけで電波が繋がらないとゲームができないのですが、今後はクラウドとネイティブアプリを組み合わせた展開が考えられます。
(まー、日本は電波が良いからそれで良いのだろうけど)

海外のスマホソーシャルゲームにおいては、電波が繋がらなくてもある程度遊べ、電波が繋がったときにクラウド側のデータを取ってきて他人と対戦するといったゲームが出てきています。

そして、結構主流になるのではないでしょうか?



最後に、Google,Apple,Microsoftがアプリマーケットとクラウド両方を推進している企業の筆頭だと思いますが、やはりコンテンツを囲い込んでいるAppleが勝つと思っています。

一般消費者は結局クラウドに置くのも、デバイスに置くのもビデオや音楽やゲームなどのコンテンツでいずれもAppleが強いからです。


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新規ビジネスを考えるにあたり・・・
現在はインターネットの新規事業を開発する仕事をしているので、新規事業に関して研究することが非常に多いです。

タイムマシンビジネスというのをソフトバンク孫さんが大昔に唱えておりました。
タイムマシンビジネスとは海外のネットサービスをコピーして日本で立ち上げるというものです。

最近は日本と海外のインターネットの時差も縮まってきたので、「タイムマシンビジネスは終焉する」などと言われておりますが、まだまだ海外の方が先進的で日本のネットの本質に対する考え方は遅れていると感じています。

タイムマシンビジネスはしないにしても、世界中のサービスを研究してアイディアや知識を豊富にしていくことはネットのトレンドを把握するという意味でも、新規アイディアを練りだすという意味でも非常に重要だと思います。

ネットの新規事業を考える人や起業しようとしている人は、Tech CrunchやMashableなどは読んでいると思います。しかし、これらのメディアはシリコンバレーに特化しすぎで、世界中の情報は網羅していないと思います。

そこで、シリコンバレー以外の情報ソースを得るためのメディアをいくつかご紹介しようと思います。

■Red Herring
http://www.redherring.com/

テクノロジー系のベンチャービジネスのTOP100などを地域ごとに選定しています。
以下はヨーロッパの非上場の革新的な会社のTOP100です。

http://www.herring100.com/RHE/2011/top100.html


■CNN Money 「Business 2.0」
http://money.cnn.com/magazines/business2/index.html

特に以下の記事が面白いです。

The Next Net 25
http://money.cnn.com/galleries/2007/biz2/0702/gallery.nextnet.biz2/


もし、他に良いメディアをご存知の方がおりましたら、是非教えてください。


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カテゴリ:日記 | 15:18 | comments(4) | trackbacks(0) | -
WEBはゴチャゴチャ
また、最近WEB業界が面白くなってきたので、ブログを書き始めようとと思います。
自分もバージョンアップしたので、ブログ名を「ARAKI 2.0」から「ARAKI 3.0」にしようと思います。

最近、最も影響を受けた言葉は「Web is a Mess」(Webはゴチャゴチャ)。
Facebook CTO、Quora創業者の言葉です。

http://sutebuu.blogspot.com/2011/06/quora.html

彼からだけでなく、シリコンバレー方面ではチラホラこのようなことが聞かれます。

日本では「Googleの検索はなんて便利なんだろー」、「Google最高だよね」という意見が強いと思います。
一方、シリコンバレーでは、「Googleは不完全」、「情報を探すのにGoogleよりももっと素晴らしい方法があるはずだ」という考え方が感じ取れます。そして、最近その論調が強くなっているなと感じます。

最近では、「FacebookがGoogleを追い抜く」という予測や、Blekkoのような新しい検索サービスの立ち上げや、Quoraのような新たな試みからもそれらが見て取れます。
彼らは手法や趣向は違っても、Googleに立ち向かおうとしているわけです。
Googleよりも短時間に、そして素晴らしい情報と巡り会えるように挑戦しているわけです。

日本において、Googleに立ち向かおうとしている人が果たしているでしょうか?
日本では、WEBはゴチャゴチャしていると言っている人はほとんどいないでしょうし、Googleよりも素晴らしい情報遭遇機会の提供に挑戦している人もいないと思います。

このような点が、日本ではWEB業界にイノベーションが起こせない理由の1つであると思っております。
もちろん私も「WEBがゴチャゴチャしている」とは思ったことがなかったので、今後はもっと最適な情報遭遇機会を提供するための、アイディアを考えてみようと思います。

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カテゴリ:日記 | 16:31 | comments(4) | trackbacks(0) | -
ありえないハイテクなペン。次世代の到来か!
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http://nobi.com/jp/Gadgets/entry-1146.html

すごいペンが出た。
ノートにピアノの鍵盤を書いて、ピアノを弾くことができたり、
書いた文字をいろんな言語に翻訳できたり、
文字を書きながら、音声と同期させて保存できたり、
書いた文字を認識しながらデータ化するのでPC上で手書き文字を検索できたり。。。

2GBのものなら約149ドル(1万5000円)らしいです。
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